お肉🍖の苦い思い出 お肉で社会勉強 

今週のお題「肉」

お肉🍖で社会勉強

 

それは田舎から出てきたばかりの、まだ20代そこそこの頃でした。

7センチのピンヒール👠を履き、冬でもコートの下はノースリーブで頑張ってお洒落をしていた時代です。

 

当時とても交友関係の華やかな友人がいました。

お医者様や税理士の方、経営者など裕福な知り合いが多いようでした。

ある日人数が足りないからと、男性2人のいるお食事会に呼ばれました。

お2人は既婚者でしたが「仕事が忙しくて、気分転換したいから」と言う理由で食事に行く人を探しているとのことでした。

 

お食事会の日、初めて会った彼らは清潔感のある服装で穏やかな口調でした。

旅行の話やこれからの仕事の話、個性的な友人の話など彼らは知識も経験も豊富で、話していて楽しかったです🍷🍻。

お会計の時になりお財布👛を出すと

「良いよ。今日は楽しかったから」

と遮られ、ご馳走してくださいました。

「良いのかな?」

と思いつつ、お二人がお金を受け取ってくれなかったのでそのままご馳走になりました。

 

そしてまた少し日にちが経ってから、また同じメンバーの食事会に呼ばれました。

「前回はご馳走していただいたので、今回は👛払わないと・・・」と多めにお金を持って行きました。

そして食事会の注文時「今日はご馳走するから好きな物を頼みなさい」と言われました。

前回の事もあるし

「そんな、そんな。今日はこちらが」

と言いながら注文をして、お支払いはしようと思っていました。

"ご馳走"と言われたら、好きなものが頼みづらくなるのもあるので・・・(ただの食いしん坊)

そして話題は彼らの奥様以外の女性の話に・・・。

「沖縄旅行✈️が楽しかったんだ」

などと楽しそうに話す彼に、若干ゾッとするものを感じつつ、ただ相槌をうつことしか出来ませんでした。

そしてその彼が上目遣いになり言いました。

 

「どちらか僕の彼女にならない💗?」

 

「え!?」とびっくりしましたが、

とっさに当時流行っていたダチョウ俱楽部のギャグのように「どうぞ、どうぞ👋」と友人に手のひらを差し出しました。

するとこれを見ていた彼はあきらかに不機嫌になり

 

「何のために高い肉食わしてると思ってるんだ」

 

と吐き捨てました。

何のため?

楽しくお食事会?

違う???

えーえーえー???そうなんですか???

目の前には柔らかい上質なお肉🍖がお皿の上に。

しかし食いしん坊の私でも、もう手をつけられませんでした。。。

「あ、いえ、私にはもったいない方なので・・。」

と取り繕ったものの、その後そのお食事会に呼ばれることはありませんでした。

呼ばれてもいけませんが・・・。

優しい方々と思っていたら、しっかり下心をお持ちでした・・・。

せめて「君が好きになった」なら百歩譲ってわからなくもありませんが、どちらでもいいとかそれは一体・・。

 

若かったとはいえ、ボーっと生きていないできちんと空気を読まないといけませんでした。

初回から"愛人希望ビーム"が出ていたのに私が空気を読んでいないだけで、さらに2回目の食事に来たら彼らも期待しますよね・・・。

 

ただより高い物はない、とその時に強く思いました。

その後お食事に行くときなどは慎重に情報収集をしてから参加するように致しました。

その時の友人とも、いつのまにか疎遠になりました。

 

これは本当に苦いお肉の思い出です。

 

🥩🥩🥩🥩🥩🥩

お肉の話をしていたらぶ厚いお肉🍖を食べながら、ワイン🍷を飲みたくなりました。

まだ頼んだことがないんですが、"ふるさと納税"がお得だとよく聞きます。

初めてのふるさと納税でお肉を頼みたいです💘!